« ミモザ | トップページ | 「ぼくはホシだった」 »

ずいき

宿題が遅くなってごめんなさ~い!!
友人から1ヶ月くらい前に手作りの「ずいき」をもらって、ちょっと使ってみて、って言われたのが、報告が今になってしまいました。
私も「ずいき」というモノに、親しみがなく、でも見るからに使い方は当たり前のモノが浮かんできます。あっと驚くモノが作れなかったのだけど、美味しかったよ!

*そもそも「ずいき」って何?
里芋の葉柄(ようへい)です。また乾燥させたモノを「芋がら」といいます。

*収穫期
6月中旬から9月

*使い方
皮をむいたずいきを水にさらしてアクを抜きます。この皮をむく作業が大変だそうです。手に色も付着するそうで・・・。
保存用に乾燥させておくことも出来ます。

*歴史
原産はインドシナ半島、日本へは中国南部から縄文時代中期に渡来しました。干した「ずいき」は。貯蔵性に優れるため、加藤清正は熊本城を作った際にたたみの床材にしたり、女性の着物に縫い込んだりして飢饉や戦いの時の非常食として活用したそうです。

*名前
漢字で書くと、「芋茎」「芋苗」。
名前の由来は、芋の中心から出た茎ということで「随茎」と呼ばれたという説と、南北朝時代の臨済宗の僧「夢窓国師漱石」の詩
「いもの葉に置く白露のたゆまぬはこれや随喜の涙なるらん」
から取られたという説があるそうです。

*栄養
古くから「古血を洗う」といわれています。鉄分・カルシウムが豊富で、食物繊維・カリウム成分は慢性的な便秘や高血圧にも効果的です。乾燥させれば、またいっそう栄養価は高くなります。

zuiki1 zuiki2「切り干し大根とずいき」キレイに作っていると感じました。
材料を丁寧に皮をむき干して、何か田舎の景色と農作業をする人たちの姿が浮かんできそうです。
ジャガイモやちくわとだし醤油で煮てみました。
すっごく豊かな味がして美味しいです。たかがお総菜なのに「山の中のおもてなし旅館」のお料理にもなりそうな味わいがありましたよ。

zuiki3 「皮をむかずに干したずいき」
皮をむかなくても良いものならばそれに越したことはない・・・というもの。
筋が残るでしょう。と思いきや、山菜のワラビやゼンマイをいただくことを思えば、「なかなかの歯ごたえ」があって、これはこれで、私は好きです。
これを使って2点作りました。




zuiki4 zuiki5 「里芋と里芋の茎(ずいき)の兄弟煮物?」
単純におあげを足して煮てみました。里芋のほっくり・粘りに良く馴染んでこれもご飯が進みます。
「炊き込みご飯」にしてみました。これも里芋と一緒です。
暖まる、ほっこりした味でした。

「椎茸茶」って言うのがあるからと思って、フードプロセッサーにかけてお茶みたいにしましたが、これはNG。かき揚げ天ぷらの具に入れても美味しかったです。

一応これで報告終了なんだけど、宿題の評価としては、「はなまる」ちょうだいね。これでも結構ない頭を絞って考えたのよ!

私は人様から食材をいただくことがよくあるのですが、いつもお話しするように、食材にはどれも「旅や歴史」があり、どんなところから、どんな人たちに、どんな風に育てられたのか・・・、そしてきっと喜んでくれるよなあって私にくださった、そんなことを考えながらいただくのは、本当に豊かな暮らしではないかと思います。

これをくれた人が、「この頃、~学校の給食でいただきますって言うのを拒否するようなお母さんがいるんだって。なぜかって、給食費を払ってるんだから(いただく)訳じゃない~って言うことらしいの・・・」って言ってました。こんな話、嘘みたいだけど、ホントにそんなことを思っているとしたら、なんて貧しい事かって思います。

やっぱり、一つ一つの食材について、いろんな事を考えながら「いただく」、なんてったって、それが楽しいですよね。また、忘れられない思い出にもなってることがあります。ごちそうさまでした。

          

|

« ミモザ | トップページ | 「ぼくはホシだった」 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153835/9003567

この記事へのトラックバック一覧です: ずいき:

« ミモザ | トップページ | 「ぼくはホシだった」 »