文化・芸術

武田双雲×百段階段

Pap_0014 武田双雲の
書道家10周年記念展

武田双雲×百段階段

-これまでの人生 これからの人生-

目黒雅叙園で開催されています。
楽しみにして訪れました。

入るとすぐに、この大きな書画。
186センチのかれの身長をゆうに超えてしまう大きなこの作品の力強さにまず感動しました。

最近、彼の言葉や書に惹かれていて、
そのたっぷり含んだ墨の勢いや、それでいて繊細なところは、
まさに炭の臭いに包まれたときのように、静寂を感じさせてくれます。

武田双雲ブログ → http://ameblo.jp/souun/

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コンサート♪

001 何の写真?

きれいで
遠めにも惹かれて
近寄ってみたら、
ガラスの中に青~紫系のお花と
金色の楽器たち。

知人のお嬢さんが出演する
♪音楽大学フェスティバル・コンサート♪
が銀座ヤマハホールで開かれるというので聴かせていただきました。

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阿修羅展~1300年のときを越えて

Life_019 昨日、上野の東京国立博物館平成館で開催されている「国宝 阿修羅展」に行ってきました。

Photo 上野駅についた時点で、30分待ちとの表示がありましたので覚悟して向かいました。
しかしながら、さすが国立博物館。
門を入ると広々とした重厚な本館が目の前にどっしりと迎えてくれて、
「どうぞご覧ください。」
と言わんばかりに迎えてくれているような感じがしました。
そんなにカンカン照りのお天気ではありませんでしたが、外で30分待つわけで、給水所あり、貸し日傘あり、至れり尽くせりのお出迎えを受けたような気になりました。

しかし、この混雑ぶりはすごいです!
そんなに仏像に興味のある方がいらっしゃるものなのか・・・?

先日のルーブル展と同様友人と一緒にゆっくり回りました。

まず、この展覧会ですが。。。。。
奈良・興福寺の創建1300年を記念して、同寺の中金堂再建事業にあわせて、一挙に名宝が展示されたものです。
阿修羅像をはじめとした国宝・八部衆像、十大弟子像、中金堂基壇から発見された鎮壇具、再建される中金堂に安置される薬王・薬上菩薩像など展示されています。

一つ一つの作品がすばらしいのは言うまでもなく、このもう少しの距離をもっと近づいて見たい、と思ってできるだけ乗り出して見てしまう・・
そんな場面が次々と続きました。
どうしてこんなに細かい、精密な、表情豊かな・・・
私が持つ語彙では到底表現の術がありません。

それよりも何よりも、
1300年のときを越え???!!!

710年・・・「なんと大きな平城京」
「気の遠くなるようなその時代から数々の戦火や大火などを乗り越えて私たちの目の前にある」
その事実を思うと、心の中になんてすばらしいこと、なんてちっぽけな自分、それと出会える感動・・・
様々な思いがわいてきました。

中でも、今回の展覧会のポスターやパンフレットにある「阿修羅像」。
光明皇后が、母・橘三千代の一周忌くようの菩提を弔うために造像したものですが、
これは、特別でした。

パンフレットの印象とは全く違う、生の表情を見ることができたような気がしました。
3面の顔がありますが、
何を思っているのだろう、何が悲しいのだろう、
何が悔しくて唇を噛んでいるのだろう・・・。
はるか遠くを眺めているようなその表情と、
触れると折れてしまうような華奢な腕。

そこを離れるには、少し気がかりなことがあって、なかなかその混雑の中から出られない私でした。

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実はこの日、昔からの友人と彼女の息子のテニスの試合を観戦し、
午後、上野に向かいました。

彼女は、明日から長い病気治療に入ります。
気丈に、大丈夫と言う彼女にこちらのほうが気持ちが折れそうになります。

昔、彼女と奈良旅行に行ったことがあって、
今度は、奈良・興福寺を訪れて一緒にまた見たいと思いました。

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ルーブル美術館展

005半袖のニットでちょうどいいくらいの陽気になりました。
上野の桜は、もうすっかり終わりです。
いつの間にか、私が大好きなハナミズキの花の季節になりかけています。

友人と朝から上野の国立西洋美術館にきている
「ルーブル美術館展ー17世紀ヨーロッパ絵画ー」
に行ってきました。

17世紀のヨーロッパ、
争い・宗教・商業・その当時の世情を絵画の中からうかがうことができました。
フランス・ルイ14世の時代、日本はまだ徳川幕府の鎖国時代。

それから3~4世紀にわたって、絵画を通して伝えられてきたものがあること、それが今日、私自身が上野で出会えたことがとても不思議な気がします。
すばらしいと思います。

どの作品も、本当に驚くほど緻密に、どうやってこの光とか、衣服の質感、肌の状態など精巧に描くことができるのだろうと、大きなルーペを持参してみたいと思うくらいでした。

美術展など、今まで一人で出かけることが多かったのですが、友人と今日鑑賞して、お互いに思うこと、感じること、発見することを語りながら鑑賞することは楽しいものでした。

特に、今回は先日のフェルメール展で見ることができなかった
「レースを編む女」を見ることができるのが楽しみでした。
「レース編み」というのは、「勤勉さ」の象徴とされるそうです。
確かに!
細かく規則正しい、継続性のある丁寧な作業。
この絵は、思っていたのとはぜんぜん違う小さな絵なのですが、手元のレースの糸や作業の様子が、よ~く見るとすばらしいく描かれています。

さて、レース編みでもはじめてみましょうか・・・
というのは、冗談ですが、すごく重い重いこの時代の世相の中で、
様々な階級で生きる人々のそれもまた重い重い運命、宿命、
そんなものを感じ、一歩、上野の森に出たときに、ちょっとした違和感を感じてしまいました。

003 美術館前にある「しだれもも」です。ところどころ綺麗なピンクの花が混じっています。
鮮やかな21世紀のこの世の中で、私たちは、私たちなりにがんばろう。

019 彼女のリクエストで、鶯谷の「笹乃雪」山でお豆腐をいただきました。

006 生盛膾(白酢あえ)と、小付け、冷奴。
白和えは、大根としょうが、きゅうりともずく、麩をお皿の上でお豆腐で和えます。
自分で和えるのがみそ!
小付けは、春らしいお豆の風味が優しい感じがしました。

010 胡麻豆腐とあんかけ豆富二碗。二碗には由来があるそうで、新しい物好きの江戸っ子が初めて食べるあんかけの絹ごし豆富に競って何倍も碗を重ねたそうです。
上野の宮様がご来店の際にも、とても美味しいと仰せられこれからは二碗ずつ持ってくるようにとお言葉をいただき、それ以来二碗一組で出すのが慣わしになったとのことです。

012 雲水・・かにの湯葉まき、豆乳蒸しです。
豆乳が、少し粘度を出して、茶碗蒸しみたいだけど、もっと柔らかな素敵なお味でした。

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うずみ豆富(豆富茶漬け)。正直、私は梅とか鮭、塩昆布のお茶漬けが好きかな~。

017

デザートは、豆富アイスクリーム。あっさりしていて、やっぱりお豆腐だ~って思います。

このコース、とってもあっさりですが、結構おなかいっぱいになり、夕方まで腹持ちが良いです。

その後、大好きな谷中、日暮里を歩き、昨日から始まった根津神社のつつじ祭り(まだまだ季節には早かったです)まで足を伸ばし、かなり歩きました。
私の友達、元気すぎます!
夜、ご飯を食べてから、近くのスーパー銭湯に行ってきました。
露天でしっかり足を揉み解し、
あ~~眠い~~。

明日は、主婦の仕事がんばるぞ~!

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フェルメール展~東京都美術館

Dscn4211_2 2008.11.20(木)

一日、有給休暇をとりました。
朝からインフルエンザ予防注射、10時半に美容院予約してカットとカラー。
仕上げに少しカールしてもらいました。
終わったのが1時半。

それからおひるご飯も抜きで、上野に直行。
上野駅のチケット売り場で、すでにフェルメール展は、「入場制限、30分待ち」
とのこと。
でも、見たかったし、せっかくそのつもりで来たので、迷うことなく東京都美術館に向かいました。

平日のこの時間、確かにお天気も良いが、この人出はどういうこと?という人の波。

やはり、チケットを買って、30分待ち。
入場したものの、人が多すぎてなかなかゆっくり作品一つ一つに浸って鑑賞する余裕が無かったのが残念です。

”ヨハネス・フェルメール(1632~75 オランダ画家)
残されている絵の数は36点ほどとのこと。今回の展覧会は、大変貴重な機会です。

「光の天才画家」
と呼ばれますが、私には、もっともっと身近で、暖かな存在として絵を観ることが出来ました。
始めに目にした、「小路」の絵画は、本当に写真をそのまま絵に模写したような完成された正確なイメージがありましたが、ずっと観ていると、その中の風(大気)を感じるような、光の先に誘われてその奥に入って行ってしまいそうな、その影の中に、自分の影の一部でも写っているのではないかと思うような錯覚を起こしてしまうような現実感を感じました。

彼の後期の作品には、ごく少数の人間(特に女性)の日常生活の一こまを描いた物が多いのですが、その絵の中からは、窓際から差し込む陽の光の暖かさ、温度、空気を感じることが出来ます。そこに描かれる女性達もまた、清楚だけれど、奔放で高貴であり、その口元から何か言葉が発せられてきそうな気さえするくらい、自然でその時代の彼女たちの日常の中に吸い込まれる気がしました。

いや~、
出来ればもっとゆっくりと観たかったな。
仕方ないけど、人、多すぎ!!!

Dscn4216近くの国立西洋美術館では、
”ヴィルヘルム・ハンマースホイ”という人の展覧会も開催されていました。
この絵を見て・・・・
同じ部屋で過ごす女性なのに、どうして先ほどまで観ていたフェルメールとこんなに違うんだろう?
と前に暫く立っていました。
ぞくっとするような冷酷な感じ、同じカラダ・体温・心を持つ女性でありながら、束縛された淋しさを感じさせる首筋・・・。
ブルブルッとしてしまいました。

Dscn4214 帰りの上野公園はもう西日が差していました。
穏やかな陽の中でそれぞれに時間を過ごす人たちもまた、絵になります。

Dscn4210_2

イチョウも色づき、光に輝いています。

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孝子さんの日本画展覧会

Dscn4187 今、親戚の孝子さんが日本画展覧会を開いているのでおじゃましてきました。
(昨日、今日の楽しみ・・と書いたのはこのこと)
お茶の水のギャラリーに着いたのはお昼過ぎ、そこでお友達と一緒に来る叔母と会う約束をしていました。

私は絵について詳しくはないのですが、展示されている作品は、どれも様々に感じるところがあり、「絵の描ける人・表現手段を持つ人に対するあこがれ」を感じました。
どの絵も、自然や季節を感じさせてくれるもので、特に私が気に入ったのは、新潟の田園風景を描いた絵です。
田んぼのあぜ道に”はせ木”というのを立て、そこに刈り取った稲をかけて干すのだそうです。
昔ながらのそんな風景を保存されている場所があるらしく、その風景を一度見に行ってみたいと思いました。

何か打ち込んでいることがあるって、本当に人をステキにさせてくれるんだなと思います。
孝子さんは、お話が楽しくて、キリッとしていて、若々しくて・・・。

楽しい時間だったので、実家の姫路の母にも今日のことを久しぶりに電話して話しました。

************************************

展覧会の前、少し早めに出て、上野から合羽橋へ散歩しました。
ずっと前から、姪っ子に頼まれていたシリコンのケーキ型を買うためです。
自分のも、一つ買ってしまいました。
明日はケーキ作ろうかな・・。

少し時間がまだ早かったので、一度東京駅まで行きました。地下、「銀の鈴」の近くにあるかりんとうやさんへ。いつも長い列を成していますが、今日はちょうどまだ早めだったのか、それほどでもなかったので、いくつか買ってみました。
しかし・・・
その後もう一度通りがかるとまた列は長くなっており、一人18袋までなのですが、結構皆さんギリギリまで買っていらっしゃる!!
私の前の方は、18袋までと言われて、もう一回並んでいました。
どうやら地方へ帰る頼まれ物のようです。
最近のお菓子・スイーツ類の口コミというのはすごいですね。

Dscn4180 それから、「まめぐい」にて、このセットを作ってもらいました。
実家に今日の叔母達との写真を添えて送ろうと思います。可愛らしい手ぬぐいに、のどに良さそうな飴を包んでもらいました。
包むとリンゴ・ミカンになってるのが可愛らしくて気に入ってます。

久しぶりに、楽しいお買い物が出来てなんだかうれしい~。

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ベルギー王立美術館展

Dscn1353 美術館で働いている友人から、先日チケットが届きました。上野の国立西洋美術館で今、「ベルギー王立美術館展」が開催されています。

Dscn1354 日曜日の上野は動物園に向かう家族連れや、この辺りの美術館や博物館に行く人たちでかなりの賑わいでした。

Dscn1352 公園の中の木々も少し色が変わり、ハラハラと葉っぱが落ちるのも綺麗でした。
銀杏の香り(臭いっていうのかな?)も、あ~こんな季節か~なんて”秋”を感じてきました。

Dscn1351 さあ、”芸術に触れる秋”。
ベルギーの美術ってあまり全体像を連想することが出来なかったのですが、実際に鑑賞してみて、どれほど豊かで重要な位置づけなのか、すぐに思い知ることが出来ました。
400年ほど前から現代に至るまでの作品展示ですが、その雰囲気が、時代と共に、画材や人の描き方・表情などの移り変わりははっきりしているものの、緻密な細部描写による現実感、風景描写の正確さはすばらしいと思いました。圧倒されてしまいます。いくら目を凝らしてみても、どこにも抜け目がありません。
また、正確ではありますが、単なる日常の描写ではなく、人々の運命の示唆、人間の生命のなんてあてにならないか・・・そんなことまでも感じるものも有りました。私が印象に残ったものの一つがこれです。↓
Dscn1355 ルネ・マグリット<光の帝国>50年ほど前の作品です。
しばらくこの前にずっと立って引き込まれていました。
ほとんどの絵に共通しますが、光の描き方が、すごいです。
女性に当たる日の光は特に美しく肌を写す本当にすばらしいものだと思いました。

常設展では、モネを何点か鑑賞しました。やっぱり好きだなあ~。
モネの絵は、代表的な「睡蓮」にしても、「ウォータールーの橋」、「舟遊び」「並木道」などどれもそうですが、物体としてそれを描いているわけでなく、水の深さ、それが写すもの、感情みたいな実態のないものを優しく伝えてくるように感じます。

”芸術に触れる秋”
すごい感動しました。
もし機会が有れば、12月10日まで開催されています。是非訪れてみてください。

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東京散歩「花鳥風月」

Dscn1035 ホテルオークラ東京で公開されているアートコレクション展「花鳥風月 日本とヨーロッパ」を見てきました。
この美術展は、「アートは世界のこどもを救う」と銘打ったチャリティーイベントとして企画されていて、今回で12回目となるものです。

こういう事に少しでも参加できること、それから、モネ」が見たかったこと、早くから行きたいと思っていました。

10代の頃、倉敷の大原美術館で、初めて「モネの睡蓮」を見たときの事をはっきりと覚えています。そのときの気持ちや感想を覚えているというより、その絵の前にじーっと立って見とれている自分がいるそのときの情景が頭に思い浮かぶのです。

この美術展では、日本とヨーロッパの花鳥風月を描いた絵画が集められていましたが、明らかに違うのは、西洋絵画では、「花鳥」という「物」、「風月」という「風景」にはっきりと分かれているのに対して、日本絵画では日本独特の、感情や自我意識を「花鳥風月」に託すように描かれているところです。

Dscn1040 一つ一つの絵を丁寧に鑑賞することができましたが、やはり、モネの絵は、モネ自身が肌で感じたことをそのまま描かれているような温度を感じるし、特に睡蓮の絵は優しくおとなしい色の中に、黄色とピンクが軽快で、生き生きとしていました。
Dscn1038 印象的なのは、モイーズ・キスリングの「花」です。花の一つ一つがアクリル細工のように鮮やかで、キスリングが花を愛していること、躍動することの喜びを告げているインパクトのある物でした。

日本画について、金屏風に描かれたこのような物は、これまであまり好きになれなくて、だいたい適当に見ていた気がするのですが、自分でもびっくりするほど夢中で鑑賞することができました。
酒井抱一は、私の実家のある姫路の藩主の家に生まれた人ですが、見慣れた白鷺が描かれており、周りには、梅や水仙、紫陽花、ボタン・・・二百年、三百年前の絵にも、今日常、私たちが目にするような植物を同じように愛おしく、大切に感じ描いていたことがとても不思議に感じられました。描かれている多くの花、野草までわかる事がとても嬉しかったです。
金屏風には、緑青・群青・白碌というような色が輝くように使われています。繊細な物から、横山大観の「夜桜」ように、かつ大胆な物まで堪能することができました。

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